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フォークリフト、建設機械

フォークリフト、建設機械用蓄電池の課題とNExT-eSの解決策

課題01

大型蓄電池の充電時間・充電インフラ

建設機械は乗用車と比較して、車体重量や必要な駆動力が格段に大きいため、大容量の蓄電池を搭載する必要があります。しかし、これらの大型蓄電池の充電には長時間を要し、建設現場での実用性に課題を生じさせています。
さらに、建設機械の使用環境は多岐にわたります。山奥の建設現場や災害復旧現場など、交通の便が悪く、充電インフラが整っていない場所での使用も多々あります。このような環境下では、充電設備の確保が困難であり、EV建機の稼働に支障をきたす可能性があります。

解決策01

BaaS(Battery as a Service)モデルで
電池の交換システムを構築

新品のリチウムイオン電池にNExT-eSのBMS(バッテリーマネジメントシステム)、遠隔監視システムを搭載した電池パックを開発。電動フォークリフトのバッテリーとしてレンタルする事業を展開した実績があります。
バッテリーの管理・交換を車体とは別のサービスとすることで、建設車両を保有する建設事業者は、常に充電済みの最適な状態のバッテリーにすばやく交換できるようになります。このようなBaaS(Battery as a Service)モデルを実用化することで建設機械の電動化に貢献します。

課題02

バッテリー性能管理と中古電池の処理方法

EVの駆動に必要な蓄電池は、温度変化や充放電の回数など複数の要因で劣化します。建設現場での過酷な使用条件下では、蓄電池の劣化がより早く進み、交換が必要になる可能性があります。
そのため、蓄電池の状態をモニタリングし、適切な管理を行うことが必要です。また、車載用として使用できなくなった中古電池の処理方法も課題となっています。建設機械のEV化を進めるためには、これらの課題を総合的に解決していく必要があります。

解決策02

定置用蓄電池としての再利用を前提としたリユース設計

車載用として使用した後のバッテリーを、定置用蓄電池として再利用することを前提に電池パックを開発しています。建設機械用として性能を満たせなくなった蓄電池を蓄電用として転用することで、二次利用を促進し、健全な蓄電池ライフサイクルの確立を目指します。

建設機械に対応するNExT-eSの製品

モビリティ蓄電池

電池リユースを前提とした当社開発のAMB(アクティブ・モジュールバランサ)を搭載
モビリティ蓄電池

CE-OKI280N(実証機)

中古蓄電池を利用した蓄電池コンテナ/空冷、系統用
CE-OKI280N

建設機械への蓄電池導入事例

フォークリフト用電池パックの開発

当社BMSおよび遠隔監視システムを搭載したフォークリフト用電池パックを開発し、様々なフォークリフトメーカーの製品に導入した実績があります。車載用として使用後は、定置用蓄電池としてリユースする仕組みを検証しました。

フォークリフト用電池パックの開発

BaaSフォークリフトプロジェクト(中国)

複数メーカーで約10車種のフォークリフトに対応した電池パックを生産。車載用バッテリーをレンタルする事業を展開しました。こちらも使用後は定置用蓄電池として再利用するコンセプトで開発されています。

  • 2018年度よりリース開始
  • 累計リース台数:1000台以上

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