VPP(バーチャルパワープラント)
VPP(バーチャルパワープラント)とは
VPP(バーチャルパワープラント/仮想発電所)は、太陽光発電や風力発電、蓄電池、電気自動車などの分散したエネルギーリソースをIoT技術で統合・制御し、発電所のように機能させる仕組みです。これにより、電力の需給バランスを調整し、再生可能エネルギーの効率的な利用や電力コストの削減が期待されます。
このVPPの運用に重要な役割を果たすのがAC(アグリゲーションコーディネーター)とRA(リソースアグリゲーター)です。ACは、複数のRAが集めた電力量を束ね、電力市場や系統運用者との取引を一括して行います。RAは、需要家側のエネルギーリソースを集めて制御し、VPPの一部として機能させます。NExT-eSは、独自のBMS(バッテリーマネジメントシステム)と自社開発の蓄電池製品、クラウド上で蓄電状況を遠隔監視・制御する技術でVPP構築を支援します。

VPP構築にNExT-eS製品を採用するメリット
MERIT 1
柔軟なカスタマイズが可能
自社開発のデバイスを蓄電池パック、蓄電池システムに搭載しており、さまざまな仕様の蓄電システムを柔軟に構築できます。
MERIT 2
蓄電池本体から監視・制御技術まで一気通貫で対応
BMSで取得したデータをBDSP(Battery Data Service Platform)としてクラウドで管理する仕組みを提供しています。蓄電池製品・蓄電池システムから、クラウド上の監視・制御システムまで一社で開発できるため、VPP構築に最適な仕組みのご提案と短期開発が可能です。
MERIT 3
各電力市場に参加可能
弊社の蓄電池システムでは、卸電力市場、需給調整市場、容量市場への参加が可能です。
VPPに対応するNExT-eSの製品
CE-KAN280
蓄電池コンテナ/空冷、産業用・業務用・系統用

CE-CHI306
蓄電池コンテナ/水冷、系統用

CE-OKI280N(実証機)
中古蓄電池を利用した蓄電池コンテナ/空冷、系統用

遠隔監視・制御サービス
24時間365日、蓄電池をセル単位でモニタリング

蓄電池システム・製品を支えるコア技術
- 独自のアクティブ・バランス制御を活用したBMS
- クラウド上で蓄電状況を管理する遠隔監視・制御技術